【ウィッグの縮れの原因は?静電気対策とピーリングを直す方法】

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「何これ!?毛先がチリチリになってる!!」

初めてのウィッグ生活にようやく慣れつつある頃、ある日突然そんな状態のウィッグに気付きびっくりする方も多いかもしれません。

そうなんです、この縮れこそ人工毛ウィッグの永遠の宿命であり課題なのです。

初めての方でもわかりやすいよう原因から対策までお話ししていきますね。

なぜ縮れが起こるのか?原因は?

このチリチリ現象、ウィッグ業界では「ピーリング」と呼んだりします。

ピーリングは実はウィッグ全てに起こるわけではありません。
先ほども少し触れましたが、「人工毛」を使用しているウィッグだけに起こる現象です。

なぜなら人工毛は化学繊維でできているから。
その特徴として、形状記憶という性質があります。

これは人工毛の最大のメリットで、シャンプーをしてもヘアスタイルが崩れないのはこの為です。
その反面、この元の形をキープしようとする力のせいで縮れやピーリングが起こってしまいます。

人の髪の毛ではある程度引っ張られるとブチっと切れてしまいますが、人工毛の場合はどうでしょうか。ビニールの袋などをイメージすると簡単です。すぐにブチっと切れてしまわず伸びますよね。

人工毛も同様で伸びると同時に、元に戻ろうとする形状記憶の性質が働きます。それを繰り返すことによって毛先がチリチリになってしまうピーリング現象が起きてしまうのです。

そしてこのピーリングは静電気によって引きこされることが多いです。

ウィッグ着用時は人工毛同士や洋服との摩擦によって常に静電気が発生している状態。
ケアをする為のブラッシングでさえもその原因となるので、常に危険な環境に置かれているといっても過言ではありません。

縮れ、ピーリングを防ぐおすすめの静電気対策

毎日のケアをきちんとする

汚れや絡まりがある状態でウィッグを使用すると更に静電気が起きやすくなります。
使用前、使用後にはケア剤を使いながら丁寧にブラッシングをすること。
シャンプーは週に1度が目安です。

※ダズルでお取り扱いしているNKコンデショナーも優秀です☆

シリコンオイルスプレーを使用する

シリコン入りのオイルスプレーが摩擦や絡まりを防いでくれます。
着用前に全体に馴染ませます。
つけすぎると不自然なテカりが出てしまので毛先重点的がおすすめ。

静電気防止スプレーを使用する

ウィッグだけではなく洋服の静電気も極力抑えましょう。
特に摩擦の起きやすい首や肩まわりを重点的にスプレーしてください。

チリチリを簡単に直す方法

(必要なもの)

  • ヘアアイロン又はコテ
  • クシ
  • ウィッグスタンド

 

(工程)

①見事に縮れが起きている状態です。

②毛先から絡まりをとるように優しくクシでとかしておきます。
絡まりがひどい場合はクシの反対側を使うとほぐしやすいです。

③毛先の絡まりがほぐれたら上の方から全体的にクシでとかします。

④毛の縮れはありますが絡まりはない状態になりました。

⑤ヘアアイロン、コテなどで熱を加えながら伸ばします。

※耐熱温度が人工毛の種類によって違うので必ず確認してから行ってください。

※非耐熱の場合は溶けてしまったりなど火傷の原因になり危険なので絶対に行わないでください。

⑥縮れた部分がほぼ真っすぐになりました。
まだ縮れが気になる場合は2~3回伸ばしてください。

⑦カールをつけたい場合はそのまま巻いていきます。

⑧熱が冷めるまで触らないようにしてください。
冷める過程でカールの形がキープされます。

⑨熱がさめたら優しくほぐして完成です。

ヘアアイロンやコテさえあれば誰でも簡単にできるのでぜひ試してみてくださいね♪

この作業をやっても元に戻らなかったり切れたり、全体的にパサついて広がってくる状態になったら寿命になりますので買い替えをおすすめします。

また非耐熱のウィッグの場合はこの方法ができないので、縮れた部分だけカットするのが最善です。

少しずつ短くしながらそのヘアスタイルを楽しむのもひとつの方法です☆
毛先だけの縮れでバイバイしてしまうなんてもったいないですもんね。

 

 

 

 

~自身の経験からウィッグ販売を始めました~

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