【バレるウィッグ】と【バレないウィッグ】の違いを経験者が徹底解説

B!

 

「ウィッグってバレてないかな?」

毎日ウィッグをかぶって生活をする中でそんな不安な気持ちでいっぱいになってしまうこと、ありますよね。

 

「やっぱりなんか変なのかな…」

ほんの少し頭の方に視線を向けられただけで、そんなふうにビクビクしちゃう。

 

私がずっとそうでした。

 

今でも本当に忘れません。

悪性リンパ腫での長期入院治療中、待ちに待った一時退院。

人生初めてのウィッグをかぶり、母とびっくりドンキーにランチを食べに行ったときのこと。

 

「かぶり方これで間違ってないよね?」

「変じゃないかな?ウィッグってわかるかな?」

 

楽しみにしていたハンバーグの味なんてわからないほど、とにかくそのことで頭がいっぱいでした。

入院中あれほど食べたいと思っていたのに…(苦笑)

 

そんなことを考えながら帰ろうと荷物をまとめているとき、明らかにチラチラこちらの方を見ている女性グループがいたんです。しかもコソコソ何か話ながら。

 

本当に泣きそうになりましたよね、やっぱり・・・って。

 

でも今思えば、それも当然だったかもしれません。

 

適当に選んだ初めてのウィッグ。

もちろん自然に見せる術も知らず、見よう見まねでただかぶっていただけ。

かなり不自然で浮いていたと思います。

ツヤツヤの毛質に分け目もつむじもあり得ないくらい人工的。

 

タイムマシーンがあるなら当時の自分にいろいろ教えてあげたかったくらいです。本当に。

 

例え安いウィッグでもひと手間加えるだけで見違えるほど自然になります。

かぶり方もそう。

間違った方法ではどんなに自然なウィッグでも浮いて見えてしまうし、逆に工夫をすればぐんっと自然に見せることができます。

ウィッグだからといって不安な気持ちで過ごす必要はありません。

この時の私と同じ思いをする人が少しでも減るよう、特に医療用としてウィッグを必要としている人の参考になれば嬉しいです。

バレるウィッグの最大の原因は不自然さ

言うまでもなく、ウィッグだとバレる原因に不自然さがあります。

ではその不自然さはどこからくるのでしょうか?

【バレるウィッグの特徴】

テカりが強い

安い人工毛ウィッグの場合に多いのですが、艶感やテカりが強く違和感を感じやすいです。

実は自然だと思われがちな人毛の場合も要注意。

一口に人毛といってもいろいろなランクがあり、加工の仕方もそれぞれです。

特に安い人毛ウィッグには注意が必要。

化学処理によって髪の毛のキューティクルを全て取り除いている為、人工毛と同じくらい不自然な艶感が見られる場合もあります。

本来、人の髪の毛はそのキューティクルによって鱗状になっているため、光が乱反射され柔らかな艶感になっています。

しかしキューティクルが取り除かれると表面が平らになる為、光の反射具合から艶感が増してしまうのです。

毛の色が単色

人工毛の場合、1色のファイバーだけで作られているウィッグは不自然に見えます。

お人形さんの髪の毛をイメージすると分かりやすいかもしれません。

実は人の毛は全く同じ色の毛が生え揃っているわけではありません。

例えば綺麗な黒髪だとしても、中には色素が薄く焦げ茶色のような毛があれば、黒染めをしたような真っ黒に近い毛も混ざっていたりします。

なので単色で作られたウィッグではどうしても違和感が出やすいのです。

毛量が多すぎる、少なすぎる

毛量も一歩間違えれば不自然にみえるポイント。

極端に多すぎると重たい印象になり髪型だけ浮いた印象になってしまいます。

逆に少なすぎればウィッグのベースとなっているネットが見えやすくなります。

ヘアスタイルが整いすぎている

ウィッグには産毛や後れ毛、アホ毛のような短い毛がありません。

そのせいでとても整いすぎていて返って不自然にみえます。

本来、人の髪の毛は1本1本寿命がありそれぞれ抜けては生えてを繰り返しています。

その為短い毛や中途半端な毛、様々な長さの毛があって当然なのです。

もみあげ、襟足が見えている

ウィッグの着用方法に問題があり、もみあげや襟足が必要以上に見えてしまっている場合があります。

産毛や短い毛があるべき場所が思い切りさらけ出されるとウィッグ感が増す要因に。

分け目・つむじが明らかに人工的

これがウィッグだとバレる最大の原因、といっても過言ではないくらい大切な部分です。

人工頭皮がついていなかったり、ついていても毛が詰まって植えてあると一気に不自然に見えてしまいます。

 

バレないウィッグのポイントはやはり自然さ

バレるウィッグとは反対に違和感がない、つまり自然であればもちろんウィッグとはバレにくいですよね。

それでは具体的にどのようなものが自然に見えるのでしょうか?

【バレないウィッグの特徴】

艶感が自然

高品質な人工毛、キューティクルが残っている人毛はウィッグ特有のテカりが少なく、自然な髪の毛に見せることができます。

毛の色が3色以上ミックスされている

バレるウィッグの特徴でも挙げましたが、単色で作られたウィッグはお人形さんのような人工的な毛に感じられ、どうしても違和感が出てしまいます。

同系色のファイバーを3色以上ミックスすることで自然な陰影が出るため、単色よりもずっと人毛の印象に近づきます。

毛量が適度

一般的に市販のウィッグは毛量が多めに作られていることが多いです。

理由としては、
・ベースのネットが透けて見えてしまうことを避ける為
・抜け毛により毛量が少なくなりすぎることを避けるため
などの理由によりますが、自然でバレにくいのは少なめの方です。

ネットの厚み分、どうしても地毛よりもボリュームが出がちです。
そのため毛量が多いとますます重い印象に。

しかしながらヘアスタイルや好みにもよるので、試着の際に毛量が多いと感じれば調整するのがおすすめです。

すきばさみを使うことでセルフカットでも簡単に毛量を減らすことが可能です。

ヘアスタイルがかぶる人に馴染んでいる

バレない為にはウィッグそのものと同じくらいかぶり方も実は重要なポイント。

かぶり方といっても基本的なウィッグの着用方法という意味ではありません。

そのウィッグをどう自分に似合わせてかぶるか、ということ。

例えば前髪。
市販のウィッグはすでに規定の長さにカットされていますよね。

でも、もちろんおでこの広さが違えば前髪の長さも違います。
それに似合う前髪の長さだって人それぞれ。

そこで自分がしっくりくる長さになるようセルフカットすることが重要です。
(もちろん自信がない方は美容室でお願いしても大丈夫です^^)

その他にサイドや顔まわりの毛だけでもチョキチョキと微調整することで見違えるほど自分に似合うヘアスタイルに変身。

自分に馴染んだヘアスタイルのお陰で自然さも見違えるはずです。

ヘアアレンジがされている

ウィッグだと全くわからない人に共通する点の1つに「ヘアアレンジをしている」ということがあります。

これはコツさえつかめば意外と簡単!そのままでは明らかに不自然な安いウィッグでもびっくりするぐらい一気にウィッグ感がなくなります。

つむじが不自然なウィッグはヘアバンドやターバンを使用する、後れ毛を出すなど、要点さえつかめばどのウィッグでもバレないウィッグに変身させることが可能です。

分け目、つむじが自然

バレないウィッグはほぼ100%、まずこの部分に違和感がなく自然にできています。

具体的には人工頭皮つき、さらに自然な植え方がされていることが重要。

これまでたくさんのウィッグを見てきた中で、今のところ私が一番自然だと感じているのはシルクスキンを使った人工頭皮。

至近距離で見られてもバレないくらい本当に自然なんです。

 

総手植えであることもポイント。

毛のふんわり感と自然な毛流れによりバレないウィッグに。

 

※こちらはダズルで販売している◆DAZZLEオリジナル・プレミアムウィッグ◆ピュアナチュラルショートボブ【総手植え・シルクスキン】です。

バレない為には自然に見せることが重要

バレない為にはとにかく“自然に見せること”が一番大切です。

「自然なウィッグ」じゃなくても何とかなります。

もちろん何十万もする高いウィッグはそのままで十分バレないくらい自然だと思います。

でも数千円の安いウィッグでもセルフカットやヘアアレンジなど工夫次第でバレないウィッグにすることはできるんです。

バレないウィッグの特徴を参考にしてみてくださいね。

 

 

 

~自身の経験からウィッグ販売を始めました~

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