【悪性リンパ腫・闘病記1】初期症状のしこり発見から診断されるまで

 

ご訪問ありがとうございます♪
あきピヨです。

治療中はアメブロで闘病記を書いてきましたが、寛解5年を迎えた今、こちらにきちんとまとめて記録を残すことにしました。

 

悪性リンパ腫の告知をされる前の、本当にほんとうに不安だった日々。

 

私は一日何時間もパソコンの前に張り付きました。

とにかく情報が欲しい。
自分と同じ症状の人が知りたい。

 

悪いものじゃないという確信が欲しくて・・・

 

結果的にはその期待は裏切られてしまいました。

だけど、何時間も検索した私の時間は全く無駄ではありませんでした。

 

そのときに出会った闘病ブログ。

それにどれだけ勇気づけられたことか・・・

 

ひとりじゃない。

同じように戦ってきた人もたくさんいるんだ。

自分だって乗り越えられるかもしれない。

 

そう心から思えました。

リアルな経験者の声ほど、その時の自分に響くものはありませんでした。

 

それに、先輩たちが残してくれた記録は、どんな有名な医者が書いた本より参考になりました。

 

吐き気が辛かったときの対策。

ごはんが食べられなくなった時の食事方法。

心が折れそうになったときの心の持ち方。

 

1つ1つのアドバイスに救われ、無事に抗がん剤治療を乗り超えることができました。

 

そして寛解5年。
生かされた命がここにあります。

 

今度は、私が恩返しをする番です。

ここに残した闘病記が誰かのお役に立てれば幸いです。

 

悪性リンパ腫の初期症状は首にできたしこりだった

初めてしこりを発見してから正式に悪性リンパ腫だと診断されるまでの経緯です。

2012年7月初旬、首のしこり発見

たまたま触れた首すじにコリっとするものが当たる。

このとき初めてしこりの存在に気付く。

リンパが腫れたと思い、そのうち小さくなるだろうと放置。

しこりの特徴

  • 無痛
  • ゴムのような弾力のある固さ(イメージ的にはスーパーボール!まさにこの固さです)
  • 指で押すと左右に動く
  • 1.5㎝の大きさ

 

しこりの場所(写真)

悪性リンパ腫の首のしこり

“初発時”と書いてある部分。

耳の付け根から指4本分下にいったところ。

写真では耳より前に見えるかもしれませんが耳より後ろの位置です。

 

※上の画像は寛解後に撮ったものなので、初期症状のしこりはない状態です。

寛解4年目でまたしこりができてしまい(オレンジの丸)、記録のために撮影していました

2012年8月初旬、しこりは変化なし

しこりは相変わらず消えない。

大きさも変化なし。

数も増えてない。

近所にある市民病院(耳鼻科)を受診

触診のみ。

たぶん粉瘤だと思うのでしばらく様子をみてくださいと言われる。

 

2012年8月下旬・しこりが大きくなる

しこりの大きさが少し成長。

見た目でもわかる大きさになった

粉瘤だと思い込んでおり、切除してもらうつもりで皮膚科へ。

皮膚科で触診

触診のみ。

悪いものではなさそうだけど、うちでは切除はできないと言われる。

総合病院を紹介される。

 

総合病院(外科)で触診、CTの結果リンパの腫れだった

すぐに総合病院も受診。

触診ですぐに「粉瘤じゃないと思う」と言われる。

すぐCTをとり、リンパ節の腫れだったことが判明。

その日に粉瘤切除の外科手術の予約もとっていたがキャンセルになった。

一度耳鼻科で診てもらうよう言われる。

2012年9月・しこりは少しずつ着実に成長

しこりは少しずつ大きくなっている感じがした。

数は増えず。

相変わらず無痛。

 

しこりの他に少し気になっていた症状

このとき、しこりの他に少し気になる症状が出ていました。

実はこれは当時は全く気にしていなかったこと。

後になって、これももしかしたらリンパ腫の初期症状だったのかも?と強く思うようになったので記録です。

 

しこりができる1年くらい前からひどい蕁麻疹に悩まされるようになりました。

元々アトピーで蕁麻疹はたまに出ていたのですが、それがかなりの頻度で出るようになりました。

 

あとは今までに感じたことのない足の指の痒み。

子供の頃になったしもやけの感じに似ていました。

水虫にでもなったのかな?と当時は思っていたのですが、しこりのことでそれどころじゃなく放置。

結局そのまま抗がん剤治療に入り、気づいたら痒みはなくなっていました。

だからこれもやっぱりリンパ腫の初期症状として関連があるのではとずっと思っています。

 

総合病院(耳鼻科)で穿刺吸引細胞診

CTや触診の結果からリンパ節は確かに腫れてる。しかも大きい。

だが悪性の可能性はまずないでしょうと言われる。

このとき血液検査では異常なし。

悪性の可能性を100%否定する為に、穿刺吸引細胞診(注射器でしこりの中の細胞を吸い取る)をすることに。

 

穿刺吸引細胞診の結果がでる

細胞診の結果、悪い細胞が出た。

ただし、細胞診でひっかかっても100%ガンとは言い切れないのとこと。

悪い細胞が出ても生検でやっぱり大丈夫だったケースと、その逆もよくあるそう。

結局は生検でしかわからない。

 

血液内科、産婦人科受診

平行して同病院の血液内科受診。

同時期に妊娠が判明した為、産婦人科にも通う。

 

妊娠初期での手術に不安を感じ、生検を受けることを悩んだ。

 

両科の見解では、

「生検は局所麻酔のうえ妊婦でも飲める抗生物質があるで大丈夫」

とのこと。

 

生検を受ける決心をする。

 

【生検】
病変の一部を採って、顕微鏡で詳しく調べる検査です。生検組織診断とも呼ばれます。手術や内視鏡検査などのときに組織を採ったり、体の外から超音波(エコー)やX線検査などを行いながら細い針を刺して組織を採ることで、がんであるかどうか、悪性度はどうかなど、病理医が病変について詳しく調べて診断を行います。

 

2012年10月初旬・耳鼻科にて生検手術

妊娠していたため、通常は1泊2日のところ2泊3日の入院。

生検をする。

 

2~3時間かかり、横向きの体勢でずっといなければいけなかったのが一番辛かった。

麻酔のおかげで手術中は全く痛みなし。

 

しこりは自覚していたものが3㎝にまで大きくなっていた。

またそれとは別にもう1つ小さいのが見つかった。

2つとも可能な限り切除。

 

手術中、「癒着がすごい」という言葉が聞こえ、怖かった。

癒着があるとやはりガンなのか?

手術が終わった夜、調べまくったけど結局わからなかった。

 

2012年10月中旬・悪性リンパ腫と診断される

受診予約の入っていた前日、お昼に病院(血液内科)から電話がある。

「明日はご家族の方と来てください」と。

 

やっぱり悪性だったんだと確信する。

 

このときちょうど友達とランチをしているときだった。

この電話以降、私は一口も食べられなくなった。

 

友達は励ますように、その他の可能性について一生懸命話してくれたけど、右耳から左耳へと見事に筒抜け。

もう全く何も考えられなかった。

 

翌日、

バーキット様びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(Burkitt-like DLBCL)と告知される。

 

(こちらの記事に続きます↓)

 

 

 

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