【医療用ウィッグは保険適用?】金銭的負担を減らすための4つの方法

B!

 

ご存知の通り抗がん剤治療に脱毛はつきもの。

そのとき必要になるのが医療用ウィッグですよね。

 

あきピヨ
病気が原因でかぶるんだから保険きくよね!?

 

病院に置いてあるウィッグのパンフレットを見ながら、当初何の知識もなかった私はそんなふうに思ったりしていました。

10万や20万、医療用ウィッグって高価なものが本当に多いからむしろ保険きかないと困る!

そんな私の考えは甘いということにその後気づかされることとなりました(ノД`)・゜・。

 

医療用ウィッグはほとんどの場合で保険が適用されない

結論から言うと、残念ながらガン治療による脱毛のためにウィッグを購入する場合、保険は適用されません。

詳しくお話する前に、この「保険」について先に補足させていただきます。

さっきから保険、保険と言っていますが、もしかしたら保険の種類を混同している人もいるかもしれませんので。

かくいう私が実はそうでした・・・(^-^;)

 

ここでいう保険とは公的な医療保険

保険と言っても健康保険、医療保険、生命保険などいろいろありますよね。

ここでいう保険は健康保険と呼ばれるものです。

 

もしかしたら私入ってないかも?と思う人がいるかもしれませんが、それはまずありません。

日本では健康保険法に伴いすべての国民が何らかの公的な医療保険に加入している状態になっているから。

 

職業などによって保険の名称が違うので少しややこしいのですが、協会けんぽ、国民健康保険、組合健保、共済組合などがあったりします。

 

その健康保険の制度によって病気の治療費や入院費なども3割しか支払わなくていいのはもはや当たり前のことですよね。(※負担割合は年齢や所得によって違っています)

 

医療用ウィッグが保険適用じゃない理由

保険がきけば3割負担ですむのに、きかないとなるともちろん全額負担。

この差は大きすぎる!!><

 

それではなぜ保険が適用されないのか。

ずばり「治療のために必要な医療器具」ではないからです。

 

ウィッグがあろうがなかろうが治療には一切影響しません。

ウィッグをかぶることでガンが早く治るわけではもちろんありませんよね。

 

あくまで見た目の問題でウィッグが必要となるだけの話。

そのため治療に必要な医療器具とは認められないのです。

 

医療用ウィッグが保険適用になるケース

逆に何らかの事故や病気によって「治療のためにウィッグが必要」と判断されればそれは保険適用になります。

例えば手術した頭部を保護するために医師の指示でウィッグをつける場合など。

また療養のために欠かせないと判断されれば治療の一環としてみなされ保険適用となる可能性が高いです。

 

医療用ウィッグの助成制度

ほとんどの場合で保険適用とならない医療用ウィッグですが、自治体によっては補助や助成制度を行っているところがあります。

中でも秋田県では県単位で行っており、更には市町村単位の各自治体でも助成を行っていて併用できる場合もあるそうです。

 

金額は自治体によって違いますが、多いところでは3万円を上限としているところも。

これは本当にかなり助かる金額ではないでしょうか。

 

私は愛知県在住なので残念ながらこういった助成制度は行っておらず利用できませんでしたが、お住まいのところであるのだったらぜひ利用すべき。

ガン治療はただでさえお金かかります><

 

この助成制度を行っている自治体については【医療用ウィッグ購入費の助成制度と自治体一覧】の記事にまとめていますのであわせて参考にしてください。

 

民間の医療保険

まだまだ数は少ないですが民間の医療保険の中でウィッグの購入費を負担してくれるサービスも出てきています。

背景には「ガンと共に生きる、ガンとともに働く」という最近の一般的になりつつある認識があります。

そこで重視されるようになってきたのがガン患者のQOL。

 

QOLとは?

 

Quality of Lifeのことで、「生活の質」と訳すこともあります。治療や療養生活を送る患者さんの肉体的、精神的、社会的、経済的、すべてを含めた生活の質を意味します。病気による症状や治療の副作用などによって、患者さんは治療前と同じようには生活できなくなることがあります。QOLは、このような変化の中で患者さんが自分らしく納得のいく生活の質の維持を目指すという考え方です。治療法を選ぶときには、治療効果だけでなくQOLを保てるかどうかを考慮していくことも大切です。

 

 

この「生活の質」というものですが、脱毛に関してももちろん大きく関係しています。

例えば脱毛したことが原因で外出できなくなった、人と会えなくなったということがあれば、それは著しくQOLが落ちてしまっていることを意味していると思います。

 

「髪は女性の命」ともいわれるほど、特に私たち女性にとってはかけがえのないものです。

それを失うことがどんなに悲しく辛いことか・・・

 

例え想像できたとしても、経験した人にしか本当のところはわからないと思います。

これは実際に自分の身に起こった私だから言えること。

 

脱毛が激しくなり意を決してバリカンしたとき、身体の内側からこみ上げるように出てしまった嗚咽泣き。

悲しいとかで表現できるレベルじゃなく、もう本能的なものなんですよね。

 

そんな私でも素敵なウィッグでどれだけ心が救われたかわかりません。

少なからずウィッグによってQOLが守られたひとりです。

 

このように脱毛によって精神的な苦痛を負うことなくガンと共に生きられるように、医療用ウィッグの購入費までもをカバーしてくれる民間の保険が誕生したのは最近のことです。

今のところ確認できたのが下記の2つ。(※2019年2月現在)

 

アフラックの【外見ケア特約】

CMでもおなじみのアフラック。

先駆けとして2018年より「外見ケア特約」という商品が展開され、アフラックのガン保険に特約としてつけることが可能になりました。

ガンの治療で生じた脱毛のためのウィッグ購入費として1回のみ10万円給付されるそうです。

 

AIG損保【回復支援費用保険金】

AIG損保ではオプション特約として【回復支援費用保険金】を付けることで、抗がん剤による脱毛のためのウィッグ購入費を負担してくれます。

ただし入院した場合のみという条件つきになるので注意です。

最近では通院での抗がん剤治療がメインなので要チェックポイントですね。

 

ウィッグのレンタルを利用

最初に説明したように医療用ウィッグは健康保険適用の対象とはなりません。

ウィッグの助成を行っている自治体に住んでいればいいのですが、そうでない場合ウィッグの購入費は少なからず負担になってしまいます。

 

抗がん剤の治療費もかかるし、通院するための交通費など他にもかかるお金はいろいろありますよね。

経済的に深刻な場合はウィッグをレンタルするという方法もあります。

 

夏目雅子ひまわり基金の無償貸与

急性骨髄性白血病により若くして亡くなられた女優の夏目雅子さんの遺志を継ぎ運営されている夏目雅子ひまわり基金。

こちらでは抗がん剤の副作用による脱毛で悩んでる人にウィッグを無料で貸し出してくれます。

 

HPに掲載されているメールまたは電話のどちらかで名前と住所を連絡することでウィッグの資料と貸与申込書を送付してくれるそうです。

また申し込みの際には脱毛状況を証明できる医師の証明が必要とのこと。

 

詳しくは夏目雅子ひまわり基金のHPをご覧ください。

 

NPO法人ウィッグリング・ジャパンのレンタルサービス

こちらでは少額の負担でガン治療による脱毛のみならずストレスによる脱毛等でもウィッグのレンタルサービスを受けることが可能。

 

金額は入会金2500円とレンタル料3000円の合計5500円で1年間借りられます。

また1年更新するごとに同じ金額がかかるようです。

 

郵送の他に直接福岡のサロンに見学や相談に行くことも可能とのこと。

詳しくはNPO法人ウィッグリング・ジャパンのHPを見てみてくださいね。

 

ダズルでは負担にならない価格でウィッグを購入することが可能

悪性リンパ腫の闘病経験から私自らが立ち上げたダズルでもウィッグを販売しています。

価格はもちろんのこと見た目の自然さ、着用感など、本当に1つ1つにこだわって製作したウィッグばかりです。

4000円代から可愛いスタイルのウィッグを販売していますよ^^

脱毛やウィッグのことでお困りでしたらいつでもご相談ください。

 

 

 

~自身の経験からウィッグ販売を始めました~

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