“ウィッグは一生もの”
そう思われている方も、もしかしたら少なくないかもしれません。
CMなどで見かける大手メーカーのウィッグは数十万円~100万円弱するものもあります。
そのとてつもない高価な価格から生涯ずっと使えるイメージができてしまうのも当然かなと思います。
しかし数千円の激安ウィッグも数十万円の高価なウィッグも同じ。
どちらも寿命があり、それは思ったより短いということをぜひ知っておいてほしいと思います。
ウィッグの寿命とはどんな状態?
ウィッグの構造は一般的に「インナーキャップ」と「毛」の2つの部分からできています。
インナーキャップはベースとなる部分で、毛はそこから植え付けられるようにして作られています。
寿命はその2つのどちらかの劣化により、使用できない、または使用しづらくなった状態のことをいいます。
“○○の状態になったから寿命”というよりは、使用している人が気になる状態になったら寿命と言えます。
それでは具体的にどのような状態で寿命を迎えるパターンが多いのでしょうか。
買い替えのタイミングについて説明していきます。
インナーキャップ(ウィッグのベース)の劣化
穴が開いてしまった
日常生活のうえで毎日の着脱だけでインナーキャップに穴が開いてしまうことはほとんどありません。
しかし、強い力で引っ張ってしまったり何かの拍子で穴が開いてしまうことがあります。
そういう場合は穴がどんどん広がり抜け毛の原因にもなりますので買い替えをおすすめします。
ちなみに上の画像は2歳の息子が引っ張って遊んだ際に穴が開いてしまったウィッグです。
ほんの少し目を離した隙にやられてしまい・・・
これがもし数万円もする大切なウィッグだったらと思うと本当にゾっとします(苦笑)
ストッパーやコームがとれた、ほつれた
ウィッグについているストッパーやコームなどが使用しているうちグラついたり外れてしまう場合があります。
これはとれてしまっても自分で縫って修復することが可能ですので焦らなくて大丈夫!
インナーキャップに縫い付けられている場合が多いので自分で縫って修復しましょう。
洋服にボタンを縫い付ける要領で簡単にできますよ。
毛の劣化
抜け毛による毛量の減少
毎日のブラッシングや着用によってどうしても抜け毛が出てしまいます。
どんどん毛量が少なくなりウィッグのベースが見えてしまったり、元々のヘアスタイルのイメージと違ってきた場合は買い替えを検討しましょう。
ただしメーカーによってはメンテナンスとして増毛を行っているところもあります。
無料で行っているところもあれば、高い料金がかかってしまい結果的に買い替えとそれほど変わらない金額になってしまうことも。
またメンテナンスに長い日数がかかってしまい手持ちのウィッグがなくて困った!という事態にもなりかねません。
事前に問い合わせておくのが安心ですね。
毛の変色、退色
ミックス毛や人毛100%など人毛を使用しているウィッグの場合、日焼けなどにより変色や退色が出てしまいます。
定期的なカラーリングなどである程度は改善されますが、繰り返しにより傷みが激しい場合は買い替えをおすすめします。
毛の縮れ
人工毛の場合は静電気や摩擦によりどうしても毛の縮れ(ピーリング)が起きてしまいます。
耐熱性であればヘアアイロン等で熱を加えながら伸ばすことによりほぼ元の綺麗な状態に戻すことが可能ですが、繰り返すことによりファイバーが傷んでいきます。
この工程を行っても縮れが改善されなかったり、全体的に毛が広がる状態になってしまったら寿命となります。
ウィッグの寿命は平均1年~3年
ウィッグが寿命を迎える具体的なパターンについてみていきましたが、そのような状態になるまでの期間には使用頻度、お手入れ方法、毛質によっても大きく変わってきます。
またどの状態を寿命とするか?についても人によって違う為、なかなか一概には言うことができません。
例えばロングヘアーのウィッグの場合。
毛先が縮れを起こし直らない状況になってしまたので処分する人もいれば、毛先だけカットして違うヘアスタイルとして使用する方もいると思います。
そういった場合はどちらを寿命とすればいいのか難しいところですよね。
いろいろな状況が想定されますが、一般的には人工毛ウィッグで半年~1年、人毛ウィッグで1年半~3年程度で買い替えをされる方が多いですので、1つの目安として参考にしてみてくださいね。
~自身の経験からウィッグ販売を始めました~
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