【抗がん剤】脱毛時期と脱毛期間の本当のところを経験者がお話します

B!

 

とうとう初めての抗がん剤投与の日。

いろいろな副作用や脱毛だって覚悟済み!

 

だったはずなのだけど、やっぱり不安…

 

もちろん、そんな気持ちになって当然です。

覚悟してるとはいえ、いざそのときが実際にくると思うと怖くてたまらない。

 

事前にわかっていれば、
今よりもう少し落ち着いて、
安心してそのときが迎えられるかもしれません。

 

抗がん剤治療開始から脱毛するまで、そして発毛について。

私の経験とともにお話ししていきます。

 

脱毛開始の時期は抗がん剤投与の2~3週間後から

抗がん剤の種類や量にもよりますが、ほとんどの場合で薬の投与から2週間で脱毛開始。

脱毛のスピードや度合いも抗がん剤の種類によるところが大きく、全て脱毛する場合もあればまばらに残る場合もあります。

乳がんの治療で使用されるタキソールやアドリアシンなど脱毛の頻度が高い抗がん剤では、1か月もすれば大半の毛が抜けてしまいます。

また、脱毛するのは髪の毛だけではありません。

まつげ、眉毛、陰毛など頭髪以外の体毛も抜けていきます。

私の場合は初回の抗がん剤からぴったり2週間で脱毛開始

私の場合は主治医の説明通り、初めての抗がん剤投与からぴったり2週間。

明らかな抜け毛の多さを感じ、ついにこの時が来たと感じました。

軽く手ぐしを通しただけでごっそり。何の抵抗もなくスルリと抜ける独特な感じ…。

 

でも1つだけ予想外なことが!
覚悟していた髪の毛ではなく陰毛の抜け毛から気づいたこと。

髪の毛の脱毛が始まる1~2日前、下着に大量の抜け毛がついていたのです。

 

実際の日にちを見ていくとこのような感じでした。

抗がん剤治療開始から脱毛までの記録

(2012年11月14日)
初回の抗がん剤(エンドキサン)の投与。

(2012年11月27日)
陰毛が下着にごっそりつくようになった。

(2012年11月28日)
髪の毛の脱毛に気づく。

(2012年11月29日)
髪の毛もごっそりと抜けるようになる。

(2012年11月30日)
抜け毛が気になるためバリカンで短くする。

(2012年12月19日)
ほぼ全ての髪の毛が抜ける。

 

私の場合は脱毛の起こりやすい抗がん剤を大量に投与する治療方法でした。

そのため1か月も経たないうちにほぼ全ての髪の毛がなくなりました。

(2012年12月19日に撮影:ところどころ残っているものの大半の毛が脱毛しています)

抜け始めの様子・感じたこと

脱毛が始まる直前、頭皮がなんとなくピリピリ違和感のあるような感じがしました。

そう思っているうちにトイレで下着についた大量の陰毛を発見。

すぐ翌日には髪の毛の脱毛が始まるという流れでした。

 

脱毛に備えて地毛を肩上くらいにカットしていたものの、それでも大量な抜け毛に参ってしまい…

すぐにバリカンで短くカット。

頭皮にダメージのないようギリギリまで短くしました。

たぶん8ミリだったような。ちょっと記憶が曖昧なのですが1センチ弱でした。

 

私は抜け毛を見るのが精神的に苦痛で限界まで短くしてしまいました。

短くした後はなんだか予想外に気持ちまでスッキリしたのですが、1つだけ地味に困ったことが。

 

それは抜け落ちた髪の掃除!

あまりにも短すぎると、とってもとりにくいんです。

シーツや枕に刺さるようにして付着しているので、コロコロをしてもしぶとくついてて。

短くする人はもう少し長めがおすすめです。

 

発毛の時期

治療終了後、1か月くらいで頭皮にポツポツ黒い点が見えてきます。

そうしたら順調に発毛してきている証拠。

 

最初は産毛のような弱々しい髪の毛なのですが、伸びていく中でしっかりとした髪の毛になっていきます。

 

発毛に関しては個人差も大きいのですが、ベリーショートになるまで半年~1年くらいかなと思います。

早い人では半年くらいで脱ウィッグ、地毛デビューをしている人もいます。

 

ただし、髪質は治療前と変わってしまったという声も少なくなく・・・

 

実は私も発毛後1年ほどは、元の髪質とは違うクセ毛になってしまいました。

その後どんどん伸びていく中で、気づいたらほぼ元のストレートヘアに。

発毛して1年半くらいのことです。

 

脱毛期間は治療期間プラス1か月。でもすぐ地毛デビューできるわけじゃない

抗がん剤治療をストップすれは、1カ月から遅くても2カ月後くらいに地毛が生えてきます。

なので単純に脱毛している期間は抗がん剤治療中+1、2カ月といたっところ。

 

とはいえ、すぐにウィッグを外して生活できるかというと、現実はなかなか難しいです。

 

抗がん剤後すぐに生えてくる髪の毛はクセ毛のことが多く、セットが難しい。

前髪だけ伸びないなど、思うようなスタイルにならないことも多いです。

 

また病気をまわりに隠している場合はどうしてもウィッグ生活が長引いてしまいます。

地毛のときと同じヘアスタイルを目指そうと思うと、もちろん伸びるまでウィッグは必須ですよね。

そういった事情から、発毛後も1年くらいはウィッグを被って生活している人が多かったりするのです。

おすすめの対策、事前の準備を

まず脱毛に関しては、残念なことに有効な対策は今のところありません。

抗がん剤治療をする限り多かれ少なかれ脱毛が伴います。

 

ただし、事前に備えておくことで、精神的負担は最小限に減らせると自身の経験からも感じています。

こちらの記事もよければ参考にしてみてくださいね。

 

 

 

~自身の経験からウィッグ販売を始めました~

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