おそらくこの記事を読んでいるあなたは抗がん剤治療を控えられ、脱毛など避けられない副作用に不安になっていることと思います。
当然のことです。
私も当時は病気と同じくらい脱毛の不安で押しつぶされそうになっていました。
髪の毛がない生活なんて想像できなくて。
髪の毛がない自分なんて想像できなくて・・・
でも、大丈夫です。
事前にしっかり準備と心構えをしておけば全然怖くなんかありません。
経験したからこそ言えることがあります。伝えたいことがあります。
ここでは抗がん剤による脱毛に向けた、本当に必要な準備と心構えについてお話ししていきます。
抗がん剤治療が必要と言われたら?心の持ち方
病気の発覚に加え、心の整理がつかないまま主治医からの抗がん剤治療の宣告。
とてもとてもショッキングだったと思います。
まずは、とにかく気の済むまで泣いていいんです。とことん落ち込みましょうね。
そうすることで、不思議と受け入れられることもあります。
少し冷静になったら、落ち着いて考えてみてください。
治療が終わったら髪の毛は絶対生えてきます。
心配しないで。
ちゃんと、元の自分に戻れるから。
ちょっと悲しいけれど、長い人生の中で、ほんの少しだけのお別れです。
脱毛する前に準備したいこと
覚悟が決まったら、脱毛に向けてきちんと準備をしましょう。
ほとんどの人が、抗がん剤投与後2週間~3週間で抜け始めます。
抗がん剤治療について書かれている多くのサイトにはほぼ説明されてないことですが、まずは陰毛が抜け始める場合が多いです。
続いて髪の毛、最後にまつ毛や眉毛といった順番です。
下着に抜け毛がつくようになったらいよいよ脱毛が始まったサインです。
髪の毛の方も最後の覚悟を決めておきましょう。
それでは脱毛に向けて具体的にしておきたい準備について説明していきます。
地毛のカット
髪の長い人はぜひ事前カットをしましょう。
髪が短いことで抜け毛の量も少なく感じ、精神的負担も軽減されます。
また脱毛後に備えてウィッグを準備する際にも、短い方が試着がしやすくイメージがわきやすくなります。
極端に短すぎると抜け毛がチクチクしたり、返って取り除きにくくなってしまうので、ショートからボブくらいの長さがおすすめです。
ウィッグの準備
ウィッグの準備は必ず脱毛前にしておきましょう。
治療が始まると、個人差や使用する抗がん剤の種類にもよりますが、副作用の為に体調が優れないことがでてきます。
またあらかじめウィッグの被り方に慣れておく必要もあるからです。
安心して治療に臨む為にも事前の準備が必須です。
★ダズルではご試着後に返品可能なウィッグもお取り扱いしていますので、ウィッグ選びに迷われたらぜひ一度ご覧ください^^
ケア帽子・医療用帽子の準備
今まで髪の毛に守られていた頭皮ですが、脱毛後は空気に直接さらされた状態となります。
思ってる以上に敏感な部分ですので、心地よく安心して生活する為にもケア帽子の準備をしておきましょう。
入院中や自宅で活躍し、就寝中もストレスなく着用できるので必ず準備しておきたいものの1つです。
私のオススメはお肌に優しいオーガニックコットン、更に縫い目のないタイプの医療用帽子です。
被り心地がいいのでノンストレスで過ごすことができました。
外出用帽子の準備
全て脱毛していない状態のときは、まだまだ帽子で十分カバーできる場合があります。
また通院で抗がん剤治療をする場合、副作用の頭痛などでウィッグができない場合があります。
私の場合も頭痛でウィッグや眼鏡さえもすることができない日が多々あり、一時退院の際は帽子のみで帰宅をしていました。
そういった場合は深めの帽子である程度カバーすることができますので、絶対に用意しておきたいものの1つです。
コロコロ必須!
枕カバーやシーツにどうしても抜け毛がついてしまいます。
コロコロがあると簡単に綺麗にできます。
~自身の経験からウィッグの販売を始めました☆~
脱毛やウィッグのことで不安なこと、お困りのことがあればお気軽にご相談ください^^