【ウィッグの静電気防止に必須の4つの対策】スプレー代用品も紹介

 

ウィッグ生活を始めて驚いた方も多いんじゃないでしょうか？

こんなにも静電気を発生するものなんだと。

 

特に冬場なんて最悪！

ただでさえ乾燥が激しく静電気が起こりやすいのに、極め付きにセーターなんぞ危険な服を着ようものなら・・・

 

もうこりゃ大変(ノД`)・゜・。

そのまま家にUターンしたくレベルに陥ります＞＜

 

それくらい本当に鬱陶しくて厄介なのがウィッグの静電気。

 

それに実はこの静電気、不快なだけじゃなくウィッグにとって大敵なんです！

寿命にも関わるほど傷む原因となるのでしっかりと対策をしましょう。

 

ウィッグの静電気防止には4つの対策が有効

ウィッグの静電気を抑えるために1番大切なことは、とにかくしっかりケアをすること。

具体的にはウィッグ専用のケア用品、シリコンスプレー、柔軟剤(トリートメントでも代用可能)を使う、更には着る服にも静電気防止スプレーを使用するということです。

 

詳しくみていく前に、簡単に静電気の知識について説明していきます。(そんなのいらない？笑)

 

ウィッグの静電気はなぜ起きる？メカニズムについて

静電気は摩擦が原因

私たちが生活している中で発生している静電気の多くは摩擦が原因で起きています。

乾燥している環境では帯電しやすい為、ご存知の通り特に冬場に多く発生。

ウィッグが静電気を発生しやすい理由は素材と油分不足

物と物が擦れることによってこの静電気(摩擦帯電)が起きるのですが、それは髪の毛やウィッグでも同じです。

常にたくさんの毛が触れたり擦れたりの繰り返しなので、非常に静電気を発生しやすい状態にあります。

 

そして特に目立つのは人工毛。

地毛と比べると圧倒的に油分が足りません。

人の頭から生えている髪の毛というのは知らない間に頭皮からの水分や油分によってコーティングされた状態となっています。

それによって比較的静電気は起きにくい状態。

 

ところが合成繊維(ファイバー)でできた人工毛はそういう訳にはいきません。

帯電しやすい素材であることも手伝って余計静電気を発生しやすい環境にあるのです。

 

とにかくケアスプレーやオイルなどで保湿をしなければ非常に乾燥した状態になってしまいます。

きちんとしたケアを行い、地毛と同じように水分と油分を補充してあげる必要があります。

ウィッグの静電気を防止する方法

静電気を発生しやすい原因には乾燥と油分の問題が大きく関わっていると説明しましたよね。

ではその乾燥と油分不足を防げば静電気もある程度抑えることができます。

具体的な方法を説明していきます。

ウィッグ用ケアスプレーを使用する

毎日のお手入れや着用前にはケアスプレーを使用します。

ケアスプレーを使用することによりブラッシングの摩擦で必ず発生してしまう静電気を抑えます。

毛絡みも抑えてくれるので一石二鳥。

また着用時の静電気も防止してくれますしね。

 

写真はダズルでお取り扱いしているＮＫコンデショナーです。
人工毛、人毛両方OK！

シリコンスプレーを使用する

ブラッシングの仕上げにはシリコンスプレーがおすすめ。

表面がシリコンでコーティングされるので絡まりくく静電気が起きづらい毛に。

 

ただし、つけすぎると不自然なテカりが出る原因となるので要注意です。

毛先をメインにつけることを心がけてください。

少しずつスプレーしながらブラッシングで馴染ませる、の繰り返しです。

 

柔軟剤や洗い流さないトリートメントで代用も可

ケアスプレーやシリコンスプレーがない場合、手持ちの柔軟剤やトリートメントを使うのも手です。

ただし、どれでもいいわけではなくシリコンや繊維潤滑剤入りのものを選ぶようにしてください。

それを100均などで売っているスプレーボトルにいれ、適量の精製水で薄めればお手製のケアスプレーの出来上がり。