【闘病記2】悪性リンパ腫と診断された日。怖すぎた骨髄穿刺体験談

 

悪性リンパ腫と診断された日

こちらの記事の続きです。

 

2012年10月17日。

病院から電話があった翌日のことです。

「どなたかご家族と一緒に来てください」とのことだったので、夫付き添いで血液内科受診。

 

とうとうこの日、悪性リンパ腫と正式に診断をされる。

 

「残念ながら検査の結果悪性でした。妊娠されてるということですが、なるべく早く抗がん剤で治療をした方がいいので赤ちゃんは諦めましょう」

 

細かい部分は覚えていませんが、そのような内容のことを後に主治医となった女医さんに言われました。

とても低いトーンでしたが、淡々とではなく、こちらの気持ちに寄り添ってくれている感じで。

 

こういう告知のパターンは医師として、同じ女性の立場としてもきっと辛いだろうな・・・

寛解した今だから冷静にそう思ったりします。

 

もちろん当時はそんなこと考える余裕なんて微塵もありませんでしたが。

 

その時は、前日の電話である程度覚悟していたつもりだったのに、やっぱりショックで・・・記憶が一部抜け落ちています。

 

その時の私が何よりも辛かったのは、悪性リンパ腫の告知をされたことなんかじゃありませんでした。

 

「お腹の赤ちゃんを諦めなければいけない」

 

その事実でした。

 

 

“私の身体は治療を頑張ればまた元に戻れる可能性がある。

でもこの小さな命は、今手放してしまったら一生帰ってくることはない”。

 

そう思ったからです。

 

発病が妊娠後期だったらどんなによかったか。

そしたら早めに出産してすぐに治療に入れるのに。

 

なんでこのタイミングなの??

抗がん剤をして、もう赤ちゃんを産めない体になっちゃうの?

 

いろんな不安が次から次へと頭を埋め尽くしました。

 

悪性リンパ腫と診断された日は、一生忘れることができない、最も辛すぎる1日となってしまいました。

診断された日にまさかの検査!痛いと噂のマルク

心が現実についていけないまま検査続き。

中でも事前にネットで知識を得ていた、痛いと噂のマルク・骨髄検査にびびりまくりな私。

 

想像がつかない人はここを一度読んでみてください。

怖いでしょ~><

 

【骨髄検査/骨髄穿刺(こつずいけんさ/こつずいせんし)】
胸骨、もしくは腰にある腸骨に針を刺して、骨の中にある骨髄組織をとる検査です。穿刺吸引法(せんしきゅういんほう)と針生検法(はりせいけんほう)があります。穿刺吸引法は、胸骨もしくは腸骨から注射器で骨の中の骨髄組織を吸引する方法です。針生検法では、腸骨に太めの針を刺し、骨髄組織を針の中に捉えて一部を採取します。採取した骨髄はスライドガラス上に薄く広げて染色した後、顕微鏡で観察します。これにより、造血機能や血液疾患の原因、さらに腫瘍細胞の有無などが明確になるため、血液疾患の診断や治療法の選択・治療効果の判定において重要な検査です。

 

まさか診断されたその日にやるなんて・・・

全然心の準備できてない~!!と心の中で叫びました。

 

私の骨髄穿刺体験談・想像よりは痛くなかった!

何の心の準備もできていないままマルクの検査室へ。

ベッドがずらっと並んでいて1台ずつ仕切りがあって見えなくなっている。

 

看護師さんに言われるままベッドにうつ伏せになる。

すぐに主治医登場。

 

あれよあれよと消毒、局所麻酔の注射まで終了。

続いて骨膜へも麻酔をかける。

麻酔の注射はご想像の通り。

普通のチクっとするあの痛みです。

 

その後いよいよ骨の方まで針が入っていきますよ~と。

麻酔のお陰かほとんど痛みを感じず。

 

本番はその後でした><

 

骨髄液を抜くときの独特な感覚!

 

なんて表現したらいいのかわからないのですが、とにかく吸引される引っ張られる感覚がすごかった!

緊張感もすごかったので、もう魂抜かれるんじゃないかという思いでした(笑)

でも思ったほど全然痛くなくて、ちょっと拍子抜けな感じで終了。

 

ただこの検査、看護師さん情報によると先生の腕によって痛さの具合が左右されるそう。

確かに採血のときも人によって痛みが違ったりするからなぁと納得。

 

この日はお風呂を控えてくださいとの注意事項でした。

 

マルクの検査工程をまとめると

  1. ベッドにうつ伏せになる
  2. 処置する部分だけ穴の空いたシートを腰にかぶせられる
  3. 消毒をする
  4. 局所麻酔の注射を打つ
  5. 腰の骨に針を刺す
  6. 場所が決まったら骨髄液の採取(吸引)
  7. 針を抜いて強い力で押されながら止血
  8. 10分程ベッドの上で安静にし、止血の確認をして終了

 

検査後の方が痛かった

私の場合、検査後のズキズキする痛みの方が地味に辛かったです。

特に車で移動しているとき。

振動で腰に車のシートがあたるとすごく痛いので、怖くて全くもたれられず。

2日ほどで徐々に痛みはなくなりました。

 

まだまだ続く検査

マルクが無事に終わって一息つく暇もなく、CT検査、血液検査、尿検査。

診断された日は現実をまともに受け止める時間もないまま慌ただしく終了。

1日がかりの病院でした。

 

この日、隣にずっと旦那さんがいてくれたことが、本当にほんとうに心強かったです。

 

(こちらの記事に続きます↓)

 

 

 

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