医療用ウィッグの準備にあたって避けて通れないのはもちろんお金のこと。
一概に医療用ウィッグといってもその価格は様々。
Amazonや楽天などの通販で数千円程度で購入できる激安ウィッグから、大手メーカーのオーダーメイド製品では数十万にまでおよぶものも。
通院や治療などただでさえお金がかかってしまう状況で、もし医療費控除が受けられるならとても助かりますよね。
さて実際はどうなのでしょうか。
医療用ウィッグが医療費控除の対象となるのか、まとめましたのでぜひご参考ください。
目次
そもそも医療用ウィッグってどんなウィッグのこと?
抗がん剤による脱毛の為に使用するウィッグや、脱毛症、無毛症、抜毛症などの病気によって必要とされるウィッグのことを一般的に医療用ウィッグとよびます。
2015年4月にJIS規格が制定されたものの、実際ではまだまだ曖昧な部分が多いのが現状です。
★詳しくは“医療用ウィッグとおしゃれウィッグの違いは?ポイントは3つ”をご覧ください。
医療費控除とは?
医療費控除とは、1年間に本人または生計を一にする家族の為に一定額以上の医療費を払った場合に、所得税や住民税の一部を軽減する制度のことをいいます。
一般的には1年間に払った医療費が10万円を超えると納めた税金の一部が還付されます。
医療費控除の対象となるもの
医師に支払った治療費や診療費など病気の治療を目的としたもの。
(具体例)
・病院へ支払う診察費、治療費
・病気のために必要となったマッサージ、鍼灸治療費
・薬局で購入した風邪薬
・通院の為の交通費
・医師の指示による松葉杖購入費
医療費控除の対象とならないもの
美容や予防、健康促進が目的のもの。
(具体例)
・美容のための歯列矯正
・予防接種
・健康促進の為のサプリメント購入費
医療用ウィッグは「美容目的」とみなされるため医療費控除の対象にならない
現状では残念ながら医療用ウィッグは医療費控除の対象にはなりません。
医療費控除として認められるには、「治療目的」の為に必要だと医師から指示される必要があります。
医療用ウィッグはあくまでも「美容が目的」と解釈される為、原則医療費控除の対象とはなりません。
医療費控除以外に医療用ウィッグに適用される制度がある
残念ながら現状では医療用ウィッグは医療費控除の対象とならず、金銭的負担の軽減にはつながりません。
ただし自治体によっては「補助金」「助成金」として医療用ウィッグの購入費の一部を負担してくれる制度もあります。必ずお住まいの都道府県や市などの自治体に確認してみましょう
また最近では民間の保険会社の中で、医療用ウィッグの費用として保険金が支払われる商品が出てきています。
アフラックがその先駆けとなったようです。
今後も時代のニーズに合わせてこういった商品が少しずつ増えていくと思われます。
少しでも負担が減るよう直接保険会社に問い合わせみることも忘れないようにしましょう。
~自身の経験からウィッグ販売を始めました~
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